足首を捻挫し、
更に、この様な人の中には捻挫した後に安定期に運動療法を行なった
捻挫による上記の様な反復捻挫を繰り返す方には、
オステオパシーにしかない固有の調整手技は、
前のブログに詳しく書いた、基本的な捻挫の説明を肝要に書き、
足首捻挫について
人体の問題は多くは病理と機能障害に大きく分類されます。
捻挫の原因の分類
基本的に現代医学は顕微鏡などの視覚による組織の微細な観察から
そのため、損傷や破損をしている捻挫の回復期までが病理の分野に成ります。
その後の回復期以降の不調は機能障害と言えます。
機能とは組織の具体的な損傷ではなく、動きや働きの機能的異
また、現代医学では足首の捻挫には損傷の大きさに従い3段階に分類され
足首の捻挫の段階
1度〜3度の3つがあり、度数が高いほど損傷が大きく成ります
軽度の足首を捻った1度の捻挫は、
この様な軽度の捻挫や1度〜
また、捻挫の2度や3度は組織損傷を伴う問題で、
組織損傷が回復した時期を過ぎても、
オステオパシーが有効な捻挫の回復時期
1度 | 腫れはほぼ無く、過重をかけても歩行も可能だが捻ると痛む捻挫の場合や、8日以降経っても痛みや制限がある場合は、オステオパシーによる効果が期待できます。 |
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2度 | 局所的に腫れている、内出血で皮膚の赤い変色を認め歩行で痛みを感じる。走るのは困難。わずかな不安定性がある捻挫。 |
3度 | 安静にしてテーピングやサポーターも行い回復期の20日間たち、腫れや内出血が回復しても続く足首の痛みや可動制限がある場合は、オステオパシーによる効果が期待できます。 |
大きく腫れ、内出血の変色も大きく、四歩以上の歩行は困難、
安静固定を行い回復期の40日が経過し、
足首の捻挫ぐせ(反復捻挫)について
捻挫の組織損傷が終了した後に、
オステオパシーは、
3度の捻挫と共に足首の骨折があり、
捻挫でも骨折による足首に変形がなく捻挫の損傷回復時期を
足首の運動に関わるオステオパシー機能障害
足首の捻挫が酷かったり、損傷の回復がうまく行かない場合、
その中でも、足首に捻挫の外傷により起こる機能障害は、筋骨格系のオステオパシー機能障害に分類され、体性機能障害と言います。
体性機能の問題は大きく3つに分類されます。
- 関節が歪み、動きが制限される(力学的要因)
- 動きや位置の感覚の情報がゆがむ(神経の情報処理問題)
- 液体の循環効率を下げる(循環の問題)
体性機能障害は全身のどの部位の筋骨格系で起こっても、常に上記の3つの複合的問題を抱えます。
その結果、足首の体性機能障害は問題の酷さにもよりますが、
体性機能障害は正常な関節の動きが制限され、
足首の体性機能障害
足首の正常な関節のアライメントが静的姿勢や動的運動で歪み筋腱
体性機能障害は足首の循環にも影響してきます。関節の関節内には関節の圧力を緩衝し滑りの潤滑を促す滑液がありますが、滑液の質や量はオステオパシー機能障害の影響から粘性が上がり緩
東京オステオパシーキャビネのホリスティック・アプローチ
オステオパシーは現代医学の対症療法(アロパシー)や、
オステオパシーは足首の捻挫を起こした場合もその部位だけでなく
運動とオステオパシーマニピュレーション
足首の繰り返される捻挫は、
一般的にオステオパシー機能障害が足首や周辺の関連構造に残ると
大きな運動だとまた捻挫を繰り返すリスクすらあり得ます。
そのため、リハビリ
当院の足の反復捻挫に対するオステオパシー&ナチュラルケア
当院では捻挫に関わった部位の検査と施術を行い、
また機能障害の質によって手技処方を変化させ対応します。
下記のオステオパシーを必要に応じて行います。
- 組織テクニック(筋膜リリーステクニック)
- ファンクショナルテクニック
- TGO/アーティキュレートリートリートメント
- カウンターストレイン
- スラスト(慢性期で用います。)
- リコイリック・スラスト
- 新関節マニピュレーション
- 神経マニピュレーション
更に新関節マニピュレーションや神経マニピュレーション(末梢神経・脳)も組み合わせる事があります。
脳の神経マニピュレーションは2022年日本で初めてジャンピエールバラルDOが紹介しました。私も受講しました、 この手技は脳のレベルの正常な情報の処理に貢献しうる新しい手技 です。
まとめ
今回は捻挫ぐせに関して記事を書かせていただきました。
捻挫ぐせはスポーツをやる方の選手生命に関わる問題ですので、この記事が皆様のお役に立てると幸いです。
海外でオステオパシーは一流選手の足首のケアや体のケアなどにも用いられる手技ですので、身体の事でお悩みがある方は是非ご検討下さい。
参考文献
エビデンスに基づいた徒手療法 ガイアブックス マイケルAせフィンジャーDO その他
新マニピュレーションアプローチ 科学新聞社 ジャンピエール・バラルDO アラン・クロワビエDO